AirStationの簡易NASでTime Machineを使う
Mac OS Xには標準でTime Machineっていうバックアップ機能があるけど、MacBook AirのSSDは容量に余裕がないので使ってなかった。
どうせだから外部ストレージで使ってみるかと思い調べたところ、手持ちのAirStationに付いてる簡易NASで実現できたのでメモ。
Samba対応ドライブなら全部同じ手順でできそうだなー。
- ディスクイメージを作成する
バックアップ用に確保する最大容量(ここでは500G)とMacのマシン名(ここではsnowy)を適宜置き換えて下記コマンドを実行。
たぶんSPARSEBUNDLE指定のせいだと思うけど、ドライブの空き容量は少しだけで大丈夫。hdiutil create -size 500G -fs HFS+J -volname ‘Time Machine Backups’ -type SPARSEBUNDLE snowy.sparsebundle
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プロパティリストファイルの作成
ユーティリティ→システムプロファイラーのハードウェアからハードウェアUUIDをコピー、下記コマンドのXXXX(略)部分を置き換えて実行。
defaults write ~/com.apple.TimeMachine.MachineID com.apple.backupd.HostUUID XXXXXXXX-XXXX-XXXX-XXXX-XXXXXXXXXXXX
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プロパティリストファイルを配置
- で作成したディスクイメージを展開、最上位ディレクトリ(bands, info.plist, tokenなどがある)に配置して閉じる。
- Time Machineの宛先にネットワークドライブを指定できるようにする
下記コマンドをそのまま実行。
defaults write com.apple.systempreferences TMShowUnsupportedNetworkVolumes 1
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NASをマウントしてディスクイメージを配置
FinderからCommand + Kでウィンドウを開き、smb://(IPアドレス | AP名称) でマウント。
1.で作成したイメージをルートディレクトリに配置。 -
Time Machineの宛先指定
Time Machine環境設定から。以下略。
参考にしたのはこれら。
[Guide] 10.6 (Snow Leopard) Time Machine backup to network share
ネットワークドライブ(ルーターにUSB接続したハードディスク)にTime Machineバックアップを取る Mac OS X 10.5 および 10.6 Snow Leopard
[備忘録][Mac][TimeMachine]AirStationに接続したUSB-HDDでTimeMachine
死蔵していたIDEのHDDとケースでバックアップが実現できたのはめでたい。
MacBook AirはLANが無線しかないので何時間かかるかと思ったけど、
30GB弱の転送が2時間かからなかった。最大300Mbpsは伊達じゃないってことか。
- 竹谷賢二BTBスクール #1
- Mongo Tokyo 2012