BG Fitを受けてきた
フィッティングは思想だ。
速く走る、楽に走る。 目的はあまり変わらないのに方法論がまるで違ったりする。
BTBスクールに行ってみて、竹谷さんのフィッティングに対する思想、そして(どちらが先かは知らないが)BGの思想は「自転車の上で楽な状態を作り出す事」なのではないかと思った。
なんて事とはそこまで関係なく(だって予約したの2月頭だし…)、
体験した友人・知人が悉く勧めるフィッティング、BG Fitに行ってきた。
フィッターはもちろん竹谷さんで。
まずは予約。
毎月1日に翌々月の予約が開始される。
半日かかるBG Fitは平日しかやってないのでリーマンには辛い設定。
竹谷さんの担当は毎週木曜で、だいたい即日完売のようだ。
予約すると空メールを送れと言われるので送っておく。
なお、英語設定のGmailから送ったら後で困った(後述)。
1ヶ月くらい前になるとメールでアンケートが送られてくる。
ところが、メールは日本語が化けていて、しかもデータ破損したらしく見られず。
原因は俺が送った空メールのencodingがISO-8859-1だったので返信も同じコードで返そうとしたらしい。
ISO-2022-JPになるように本文を入れて送ったところその返信はちゃんと読めた。
何か別のmailerを勧めようかとも思ったけど、ちょっとお互い面倒そうだし困る確率も低そうなので放置。
で、当日。
最初はアンケートの内容とかを元に簡単なインタビュー。
困ってることとか、目標とするイベント(内容と残された期間の参考にするようだ)なんかを聞かれた。
で、次は現状の確認。
固定ローラーで漕いでる周りをフィッターがぐるぐる回って観察する。
クランク水平や下死点で脚を止めて膝の位置や角度を見たり。
ここで指摘されたのはたしか3つ。
- サドルはもう少し高くても良い
- 腕が詰まってるせいで上体が下げられず、背中が丸まっている
- 頭を上げすぎている
続いては身体測定。
筋力を見たり、柔軟性を見たり。
特に偏りもなくフラットな状態、ただし腰から上がちょっと捻れてるとのこと。
サドルに関しては座骨(だっけ?)の幅を測定して「幅足りないよね?」と言われ、交換。
ToupeとRomin Evo, Rominで悩んだけどRomin Evoにした。
デザインはRominの方が好みだったけどいかんせん堅すぎなんや…。
で、靴も2009年S-Worksがそろそろぼろっちくなってきたので交換(これは予定通り)。
片足屈伸でフットベッドやシムを色々試してみて、土踏まずのサポートが標準より少し高めの青い奴に変更。シムは入れてみたけどイマイチだったので無しで。
ステムの交換はテスト用の可変ステムで。
元々は100mmのステムだったんだけど、背中を伸ばしたのとサドルの交換で前傾しやすくなったことでレースポジションなら130mmくらいが丁度いいくらいだった。
ただし130mmだとアップライトポジションが全然とれないので少し短めで120mmに。
この先もっとレースを!ってなれば130mmも視野に入れて、とのこと。
サドルやブラケットの位置、ハンドルの向きなんかの調整、クリートの調整もかなり細かいところまで見てくれる。
そんな細かいところまでこだわってませんから…!とも言えず。有り難い。
で、フィッティング後の映像がこれ。ハンドルは相対的にかなり遠く、少し低くなってるけど全然辛そうじゃない。というか辛くない。
11時40分(10分くらい遅れて行った)開始で終わったのは午後4時くらいだった。
色々買ったのもあって出費は痛いけどその甲斐はあったと思う。
お勧め。
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